”サーフィンしながら世界を見てみたい。”と夢見た10代


@ryojiphoto

 

嘘の英語を作り上げて話してみたり、英語の番組を好んで観たり、とにかく海外に興味があった幼少期。とは言っても、外国ってアメリカしかないと思っていた。笑
そう、日本とアメリカしかこの世の中には存在しないと思っていた小さな私。

 

大きくなるにつれて規則や、みんなと同じように横並びで生きなければいけないことが何だか不思議で苦痛になってきた。

「なんでみんなと違う格好したり、したいことを自分のスタイルでしちゃいけないの?」

協調性もなく、団体で行動するのも苦手だったりと、学校が楽しかったという思い出はほぼなく、むしろ退屈だった。

そんな私は放課後に地元の公園でグループでスケボーの練習していた。ボディーボーダーだった姉の影響もあり、憧れていたサーフィン。スケートはサーフィンへの思いを満たしてくれる代替えの様なものだった。

後にスケートの練習を通して地元のサーファーのグループと衝撃的な出会いをし、私は中学生だったにも関わらず大人のサーフィングループに仲間入りさせてもらった。

好きな事を見つけた私はそのパッションに一気に引っ張られ、夢はどんどんと膨らんだ。

”サーフィンしながら世界を見てみたい。”


@atsushi_sugimoto

 

心が導くままに、20歳でオーストラリアへ

職場の先輩がワーキングホリデーを終えて、オーストラリアから帰ってきた。先輩が話す海外生活の話に目と心を輝かせ、海外に住めるチャンスだ! と盛り上がり直ぐに試してみたくて仕方なくなった。

直ぐにビザの申請を始め20歳になった私は荷物をまとめ、仕事を辞め、ワーキングホリデーのビザと1年オープンのエアーチケットを手にオーストラリアに向かった。

大きな期待を裏切り、思い描いていた外国の生活とは全く正反対のスタートを切った私、なんと自分の英語の分からなさに恐怖に陥り、閉じこもった最初の1週間!笑

なんとか引きこもりから這い出てきては語学学校に通ってみたり、普通の家に住んでみたりしたものの、なんだかまだしっくり来ていなかった。

 

すると私の前に一人の強烈なキャラの旅人が現れ、一滴の雫を私の水面に落としてくれた。

彼は車の中で寝泊まりし、サーフィンをしながら旅をしている青山学院の大学生。
彼の旅のスタイルに度肝を抜かれ、そして頂いたこの言葉。

「何しにワーホリ来たの?自分の好きなことしなよ。」

一発で湧いてきた気持ち ”これだぁー!!”

車を買い、荷物を全部詰め込んで、ガソリンスタンドで地図を買い、旅に出た。

 


@_carlybrownphotographer_

 

旅を始めてみて、私なりに”旅の5カ条”を決めてみた

  • 裸足で過ごす
    (オージーは裸足が大好き、雨の日だって冬だって外には裸足の人がいっぱい。)
  • 仕事をしない
    (日本で500円玉貯金をして貯めた80万円を握りしめて渡豪! その頃のオーストラリアの物価は今の約半額)
  • 地図を見て、人と話して、知らない場所を冒険する
    (インターネットの復旧がまだそれ程ない幸せな時代、地図という物が旅心をくすぐる)
  • 1日3ラウンド サーフィンする
    (サーフィンをしたくてやって来たオーストラリア。できる限り海に入る)

キャンプ用品を積んで毎日自炊のサバイバルな生活が続いた。

来る日も来る日も一番安い白パンにピーナッツバターを塗り、ジャガイモもを蒸して塩をかけて食べるという生活。(炭水化物 x 炭水化物!8kgぐらい太ったかな。)

この1年間の貧乏旅で私が得た感覚や思考は、今となっても私の人生の基盤の中の基盤。

自分の車の助手席には意見をバウンスしあう相手もおらず、右に行くか左に行くか、全てが自分次第の旅。

 

今思えばかなり無謀だったなーと思うことも、危険な体験もしたけれど、まぁ死ななかったから良かった。

そんな時間がどれだけの自信を20歳の私に与えてくれた事か!

一般的に考えたら、かなり非現実的な話に聞こえるかもしれない。でも全て人生経験の浅い何も知らない20歳の私が選んでした事。

旅を終えた後に、自分自身の中に残った一つの言葉は、これだった。

 

人間、やればなんでも出来るんだなー。”

@atsushi_sugimoto

小さなことでいい、心のままに動いてみることから

歳をとるに連れて責任も考慮する事柄も増えるけれど、もしあなたの心の中に小さな火(やりたいと思っている事)が灯っているならば、その火をよく見つめ頭から発する声でではなく、心から聞こえてくる声を信じて動いて欲しい。

そこからどんな方向に向かい、誰と出会い、何が待ち受けているかは全てがサプライズ。大それた夢じゃなくていい、小さなことから初めてみる。

例えばいつかやってみたいなーと思っていたこと、行ってみたいなーと思っていた場所に行ってみる。

 

心のままに動いてみる事って、心のエクササイズだと私は思ってる。

筋肉がストレッチして柔軟になるように、心はどんどん軽くなり動きやすくなって行く。そして頭に支配される事が少なくなり、その身軽さがいつか普通になって行く。普段見えている視野が広がり、ゆっくりと世界が広がる。

 

あなたの心には火が灯ってますか?

その火はどんなパッションを照らしているんだろう?

小さな一歩。

旅や変化はあなたを大きく変えてくれる大切なアクティビティ。

Writer : Maki 3 little spirals

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次回第2話では、急に訪れた病気から始まり、諦め、移住、結婚、仕事、離婚など人生がいろんな形にフォームして行った様子をお伝えします。

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