Chappy

バク様! 今日は、私の友達の残念な恋愛話を聞いてください!

バク

おぬしの周りには残念な恋愛であふれておるのう

S子

あの、バクさん……!はじめまして。S子と申します。私の悪夢をぜひ取り払ってもらえないでしょうか……?

「仕事が辛くて早く辞めたい……」心弱った時に出会った●野剛似の男性

当時30歳だったS子さんは、転職したてで、慣れない仕事に心が参ってしまっていたそう。

「結婚して誰か養ってくれないかしら」ともやもやと空想していた時に婚活アプリで出会ったのは、きりっとした目が特徴的な●野剛似の男性。

趣味はがジム通いで、体つきも引き締まっているうえに、会社経営者という、完璧なスペックの持ち主だった。

S子

「まだ世の中に、こんな完璧な未婚男性が残っていたのか!」とガッツポーズでしたね!

バク

おぬし、男性のスペックばかり見ておらぬか? 心配じゃのう……(汗)

デートを重ねるうちに、すぐ意気投合し、付き合うことになったふたり。
そこから、彼の本性が明らかになるのです。

 

「誰と何してるの?」四六時中、彼女の行動を把握したい束縛男

「デートは、本当に普通でとても楽しいんです。でもお互いが別々に過ごしていると、私が何をしているのかすごく気になるみたいで……。」と語るS子さん。

LINEのやりとりは徐々にS子さんの行動を監視する内容にエスカレートしていったそう。

 

S子さん談:

「もう家に帰った?」「今何してるの?」「お風呂入るタイミング教えてね」「友達と飲んでるのって本当? 写真送って頂戴」など、ずっとLINEで聞かれるんですよね。(苦笑)

最初は愛情の裏返しで、私を大事に思ってくれているんだぁなんてうぬぼれてましたが、だんだん面倒くさいうえにちょっと怖くなってきました。」

S子さんが、返事を返さないでいると「なんで返事くれないの?と返してきたそう。

優しい彼の本性は、彼女をずっと監視しておきたい束縛男だったのです。

 

バク

なんで「何でも聞くのはやめてよ」とはっきり言わないのじゃ?

S子

まだ付き合いたてで彼の機嫌を損なわせたくなかったし、彼なりの愛情表現だと思うと、なんだか断るのも不安で。

バク

嫌なことは嫌と言える関係を作らねば、恋は長続きしないものじゃ。アラサーで酸いも甘いも経験しているからこそ、気持ちをストレートに伝え合うことは怖いものじゃが、同時に、大事さも知っておるはずじゃぞい。

S子

でも、私、なるべく人を傷つけたくないですし、好きな人ならなおさらです…。

バク

わかる……痛いほどわかるぞ。じゃが、おぬしがその忖度を乗り越えて、ちゃんと伝えておれば、結末は変わっておったかもしれぬのう……。

S子さんは気晴らしに女友達と旅行ことに。
そこで決定的な事件が発生するのです。

 

女友達との旅行中も彼氏へのメール返信を優先し、信用失墜

S子さんは仲良しの友達と一緒に、熱海へ旅行に行くことに。

束縛男からは「何で行くの? 本当に男友達じゃないよね?旅行中も電源切れないようにしてね」など質問攻め。

旅行中もずっと「今どこにいる?」「変な男にナンパされてない?」などのLINEが続々きており、車の運転を任せている女友達をよそに、返信をしていたMさん。女友達との会話がないがしろになり、車の中が険悪なムードになっていることに気がつかなかったそうです。

女友達「ねえ、私の話聞いてる?」

S子さん「え?」

女友達「今さ、私と一緒にいるのに、彼氏のことばっかり気にかけてるじゃん」

S子さん「……」

女友達とは険悪なムードで旅行を終え、その後会う頻度もめっきり減ってしまったそう。

 

 

S子

大事な友達を一人失ってしまいました……

バク

大人が友達を失うダメージは計り知れないもんじゃ。。。

友達との旅行を経て、ようやく「今の私っておかしいかも」と気づいたS子さん。

「なんで彼を好きなのか?」改めて考えてみると、″彼が好き”というより、”仕事が忙しい状況を逃げ出すチャンス=彼との結婚”と捉えていたのではないか、と思い至ったそう。

S子

当時は仕事もうまくいってなかったし、メンタルも弱っていたころだったから「誰でも、いいから結婚してくれ~」って思っていたのかも。

バク

(束縛男にはちと失礼じゃが)ちゃんと気づいたおぬしは偉いぞ。

S子

だから「ちゃんと好きな人と出会いたい!」と思って、彼とは別れました! ココロもさっぱり、心機一転の気持ちです! バクさん、ぜひ例のおまじない、よろしくお願いします!!!

バク

そうじゃ、わしの国の有名な映画では「Don’t think FEEL!」ともいうぞい。

おぬしの幸せを願って……。

悪霊バク散!!!!!!

S子

ありがとうございます! 心が軽くなった気持ちです!

バク

Mさんに、(そしてふびんな束縛男に)幸あれ!!!(スウっといなくなる)

~本日の安眠短歌~
誰でもいい そんな奴なら やめとけよ

Writer : chappy

Message

「結婚している自分になりたい」ではなく、「この人と結婚したい」と心から思えるかどうかってすごく大事。そんな当たり前のことを、見失うくらい、30代の私たちは目の前に″幸せのゴールっぽい”ものがあると、そこに飛び込みたくなるお年頃…。

本当にそれって幸せ? 自分自身に問いかけて、ハッピーな日々を積み重ねていきましょ。

 

 

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悩みを打ち明けてくれたら、バクさんがむしゃむしゃ食べてくれるかも。

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