大きな出費は痛いけど、制度はうまく使うべし。

健康診断で子宮筋腫が見つかり手術を余儀なくされた私は、この際長年(約6年!)付き合ってきた痔ともお別れしたいと肛門科を受診しました。わずらわしいからスッキリしたい・・・・・・くらいの軽い気持ちだったのに、先生の診断はまたもや「手術」。いくら場所が近くても大事な場所を2回も手術するなんて辛い、と落ち込んでいたのですが、くよくよしている暇もありません。こうなったら効率よく手術をこなすために、調査と計画を練り練りすることにしました。

まず、最初に決めたのはまとめて手術を受けること。会社を何度も休むと業務に支障が出てしまうので、一気に1カ月くらい休む計画をたてました。

いろいろ調べていくと、手術のような医療費が高額になる場合は「高額医療費制度」が使えることが判明。1カ月(同じ月の1日~末日)に支払う医療費が自己負担限度額を超えた場合に、超えた分が払い戻される制度なのだそう。この制度の対象となる医療費は、1つの医療機関において1カ月の支払額が21,000円以上のものに限られます。自己負担限度額とは自己負担の上限額のことで、その額は年齢と所得によって決まるもの。

私の場合は年収が 210万円~600万円の計算式に該当するので(セキララ!?) 80,100円+(総医療費-267,000円)×1%が支払われる予定でした。なので、制度の適用のためにも2回の手術をまとめて同じ月にすること、を第一の目標にしたのです。 ※対象の計算式はあくまでくうねるの場合です。

 

仕事しながら通院するってホントに大変だ。

子宮筋腫の手術は、2018年6月に新しく建て替えられたばかりの「東邦大学医療センター大橋病院(以下、大橋病院とします)を紹介してもらいました。家から20分、さらに定期券内で通えるのも高ポイント。ただお尻は男性でも平気な癖に、子宮に関しては女性じゃなきゃ嫌で、私より年下であろう若い女の先生(以後A先生と呼びます)にお願いすることにしました。

私の職場は暦どおりの休日なので、予約時にA先生の担当で、診察可能な土曜日を希望すると約2週間後(五月の半ば頃)に初診日が決定。これから何度も通わなきゃならないので、土曜診察があるのは本当にありがたかったです。

個人的なことですが、勤めている会社が8月からリモートワーク制度(会社以外でも業務を行える制度)を開始したので、平日でも時間の融通が利くようになりましたが、それまでは時間休や半休を取ったり、昼休みに中抜けしたりと本当に大変でした。それも2カ月間だけで済んだので、働き方改革まじ万歳。と同時に、そんな制度がない場合、通院しながら仕事をすることの大変さを痛感しました。

少し話はそれますが、会社に長い期間治療が必要な病気にかかっている同僚がいて、その人は自分で人事に交渉し、申請することでいつでも自宅勤務が可能な独自の働き方をしています。会社の共通ルールにはない場合でも、相談することで働きやすい環境を作ることもできるので、一人で悩まず、周りの人の協力を得る事も大切です!

 

人生いろいろ。子宮筋腫の手術もいろいろ。

大橋病院での最初の診察には、あの恐怖だったMRI(Part.2参照)結果を持参しました。PCに結果を取り込んでいる間に、苦手な触診&エコー検査。これは約10分くらいで終了です。その後A先生から、クリニックの診察通り「子宮筋腫があること」「サイズは9cmくらいであること」「子宮内膜症を併発していること」を淡々と告げられました。ここから術式の相談。子宮筋腫の手術は大きくわけて①筋腫核出術(子宮にできた筋腫のみを取り除く)②子宮全摘術(子宮そのものを摘出)③子宮鏡下手術(膣から先端の電気メスで筋腫だけを削り取る、ただし筋腫が3cm以内の場合)の3つ。私の場合は、年齢的にもサイズ的にも①の筋腫核出術の一択でした。

さらにこれも手術タイプが2パターンあり、開腹手術でキレイにとっちゃうか、お腹を開けない腹腔鏡下手術で簡易的に手術するかのどちらか。再発の少ない開腹を進められたのですが、そうするとどうしても入院期間が長くなるので、腹腔鏡下手術を希望しました。不可解だったのは、併発している子宮内膜症の手術は同時にできないこと。こちらを一緒に治療してもらえるなら開腹でもよかったのですが、どちらにせよ同時にはできないというので、5日間の入院で済む腹腔鏡下手術に決定しました。

腹腔鏡下手術の場合、手術をするまでに筋腫を小さくするホルモン注射を4~5回打つ必要があるとのこと。3週間以内の間隔で打たないと効果がないので、初診日に手術日を決めて逆算して打っていくことにしました。となると手術は最短でも3カ月先なので、連休が多く、ギリギリ増税前の9月第3週目を選びました。

基本的に手術日は火曜が多いらしく、月曜に入院、火曜手術、金曜退院のスケジュールです。金曜は午前中の退院予定のため、術後2.5日で病院を出られるなんて、ほんとたいした手術じゃないんだなと少し安心しました。6月末から3週間ごとに4回ホルモン注射を打つ日程も決め、子宮筋腫の手術までの予定は初回診察でほぼ決まったのです。

 

彼(痔)には手術決定までも振り回されるの巻

一方痔ろうの方はというと、同じ病院が安心なのでクリニックで同病院の肛門科へ紹介状を書いてもらい、また予約して大橋病院へ足を運びました。クリニックの先生も「大橋病院には肛門科の権威の先生がいるから安心ですよ」と太鼓判。慣れた手順で(でも待ち時間は1時間半!)今度は肛門科の初回診察に挑んだのですが、紹介状を見て、触診して、先生。「やはりお見立て通り手術が必要な痔ろうですね。非常に申し上げにくいのですが、手術を担当していた先生が今月(4月)で退職を予定しておりまして、うちでは手術をお受けすることができないんです。」

え、えええ、ええええええ! また予想を裏切るこのパターン!!紹介状書く前に気づいてほしかったし、紹介予約受けた段階で言ってほしかったし。ただでさえ痔まみれで痛くてつらいのに、今回の触診いらんかったやん!! といった心の叫びはむなしく、受けられないものはどうしようもないので、仕方なく別の病院を紹介してもらうことにしました。

救いだったのが、肛門科の先生がとても感じがよく、始終申し訳なさそう、かつ今回の診察代もナシにしくれたこと。あと、超絶長身美女だったんです。まさに才色兼備で、モデルのような女医に必死で謝ってもらったらなんだか逆に申し訳なく・・・・・・。それにしても、あんな美女におじさんたち、肛門を見てもらうの恥ずかしいだろうな。顔で差別するわけじゃないけど、肛門科や婦人科の先生(異性)で顔面偏差値が高いのは、できるだけ避けたいと多くの人が思っているんじゃないでしょうか。でというわけで、今度は痔の手術数が関東一と言われている山手メディカルセンターに訪院することになりました。

Writer : くうねる

Message

まさかの病院たらいまわし! そして2回の手術を行う上で、病院が異なることはいろいろ面倒も多く。。のちにこの決断に痛い目にあうのです! 次回は山手メディカルセンターで起きた事件についてお話します。 ※病状や治療内容はあくまでくうねるの記憶によるものです。事実と異なる場合がございますので、必ず担当医師へご相談ください。

Share iline Facebook Twitter