自分と向き合うきっかけとなったMRI体験

Part.2で健康診断の再検査を受け、子宮のMRI検査を受けた私は、知識不足により、精神的な恐怖を味わいました。拘束され、閉塞感満載のドームで爆音を30分。半分気を失っていたかと思うくらい、私にとってMRI体験は苦痛そのものでした。

もし今、プロフィールシートを記入する機会が訪れたら「苦手なモノ」欄には迷わず“MRI検査装置”と書くし、就職活動の面接で「最近疑問に感じたことは何ですか?」なんて質問がきたら「医学の進歩が目覚ましいこの令和時代に、なぜMRI検査装置は精神に異常をきたすような爆音で治療を行うのか」をテーマに5分は語れる自信があります(興味持たれないし、面接にも落ちるだろうけど)。

それでも信じられないことに、うちの母親はMRI検査で『寝た』なんてぬかしていたので、感じ方は人それぞれだし、私が大げさで繊細なだけかもしれませんが、心から恐怖を感じたことを聞いて欲しかったのです。そして36歳にもなって、心底苦手なものができるというのも、ある意味興味深いことでした…。

※MRI検査体験についてはあくまで個人の感想です

 

仕事同様、いかに効率的に手術をまわすか

病気の治療も仕事と同じ、全体の流れを把握し(検査から入院退院までの5W1H)、課題に向き合い(治療にかかる費用をどう抑える?働きながらの治療のベストは?複数手術をどうこなす?)、自分がどのような治療を望んでいるか(私が今回の手術でどうなりたいか?)といった、事前準備が大事というこを今回のMRIで学びました。

初めての体験なんだから、情報集めが大事!いろんな知識をつけて、自分に合ったものを選択していくことが、悔いのない治療(ゴール)になるんだと。ええ、仕事バカですよ。私は。そう考えると「効率的に準備を進める」という目的が生まれ、なんだか面倒に思えてきたいろんなことが、ちょっとだけ面白くなってきたのです。幸いにも治療さえすれば治る、命にかかわるような重い病気ではないのだから。 

 

人にはあまり言いたくない、3つ目の病気の登場

学び多きの手術準備なのですが、私は今3つの病気を治療しています。一つはpart1.2でもお伝えしている9cmサイズの子宮筋腫。二つ目は子宮筋腫に併発している子宮内膜症です。本来、子宮の内側にある子宮内膜が、内側以外の場所にできてしまう病気です。

内側にあれば生理時に血液と一緒に排出されるのですが、子宮以外で増殖した内膜や血液は体外に排出することができないため、毎月の生理のたびに炎症を起こします。これがひどい生理痛となって、体調不良を引き起こすのです。「毎月の生理痛が辛い」と思っている方はこの子宮内膜症である可能性が高く、鎮痛剤が手放せなかったり、会社を休むほどの辛さがある場合は、一度婦人科の受診をすることを強くお勧めします。

婦人科の先生からは「子宮内膜症は不妊の原因の一つとも言われているから、妊娠を望むのであれば早めに手術しましょう」と告げられました。ただ厄介なのが、もう一つの子宮筋腫の手術とは一緒にできないということ。まずは子宮筋腫を治療してからではないと、子宮内膜症の手術ができないというのです…。

結婚して2年経つのに、子どもについて旦那さんと話し合いできていない(!)私は、とりあえず子宮筋腫の手術後に、子宮内膜症の手術の実施を決めることにしました。妊娠はさておき、ただでさえ入院で仕事を休むのが気がかりなのに、二度も手術なんか受けたくない!というのが正直な気持ちでもありました。

ところが、婦人科で内診のついでに先生へある悩みを打ち明けたところ、思わぬ方向に話が進んでしまうことに。

「先生、実は私、5年前からひどい痔に悩まされているんです」

Part.4へ続く

Writer : くうねる

Message

Part.3では、MRIの画像診断結果と入院する病院選びについてお話するつもりが、前回に引き続きしつこくMRIに対する強い思いを語ってしまいました…。実は三つ目の病気発覚のおかげでこの先の病院選びに多大な影響が出てしまったんです! Part.4ではそこについて詳しくリポートします。

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