そのストレス、実は自分で作り出してるのよ

脱ストレス!今身につけるべき「鈍感力」のお話し~Miranda says vol.12~_1
仕事のことでも、恋愛のことでも、友人同士の人間関係においても、100%不満のない状況ってそうそうないわ。同僚の仕事ぶりに腹が立ったり、彼氏のどうでもいい癖にイライラしたり、友人の何気ない一言に傷ついたり…私たちって本当にめまぐるしく何かを考え続けて、ふと気づくと、なんだか一日中何かに腹を立てていたような気分になってうんざりしちゃうことってないかしら。

私も、よくない環境にいた時は、それこそ「私ってこんな邪悪な気持ちになる人間だったかしら…」と思ってため息ばかりついてしまっていたのよね。でもね、環境を変えて、自分をとりまくものが変化したことで気づいたことがあるの。ストレスフルなのは、環境のせいだと思っていたんだけど、実は自分が作り出した架空の何かに対してストレスを感じているのかもしれないって。

あなたがムカつくその人はゴーストかもしれないわね

脱ストレス!今身につけるべき「鈍感力」のお話し~Miranda says vol.12~_2
以前も書いたけれど、ストレスを感じやすい人は、他人が自分の思惑と違うことをするとそれがストレスになるの。自分が「こうあるべき」と思っていることと違うことをするなんておかしい、と無意識に思ってしまうからよ。

それとよく似ているのだけど、ストレス過多な傾向にある人は、周りに不可解な行動をとる人が現れた時に「悪意に満ちたゴースト」を作り出してしまうの。
「あの人って、あんなことするなんて、とんでもない悪党!」
とか
「そんな行動を取るなんて、どうかしてる。近づくと危険な人物に違いないわ!」
みたいな具合にね。
「理解できない=危険に決まってる」と思ってまず警戒することで自分を守っているのよ。

嫌な奴だと思ったのに話してみたら実はいい人だった、なんて経験は誰しもあるんじゃないかしら。万人が善人だなんて思う必要はないけれど、自分が思い込みで判断して作り出しているゴーストに振り回されているかもしれないってことを頭の片隅に置いておいてちょうだい。

ストレス耐性がある人の持つ特殊スキル

脱ストレス!今身につけるべき「鈍感力」のお話し~Miranda says vol.12~_3
なんだかいつもニュートラルなオーラを振りまいて、人の悪意なんてものを全く感じていないような人っているわよね。およそ悪意なんて持ったことがないような、天使みたいな人よ。そういう人と自分を比べてしまって落ち込んだことはないかしら。

でもね。覚えておいて。そういう絵に書いたような善人の魂は清らかで、ストレス感度の高い人はひねくれてるっていうことではないのよ。魂の在り方とは関係なく、一つのスキルを持っているか否かの違いだから。
そのスキルこそが「鈍感力」よ。

「鈍感力」を磨いてストレスから解放される?

鈍感になるなんて無理、と思ってはダメ。ほんの少し努力は必要だけれど、日々の暮らしの中で鈍感力を高めることは可能なのよ。

そもそも私のいう鈍感力がどんなものなのか、具体的に説明するわね。
今まさに、あなたの価値観では到底理解できないようなことをする人がいるとするわね。それを目の当たりにした時、あなたの頭の中ではめまぐるしく様々な感情がほとばしっているはず。疑問、疑念、怒り、不快感…様々なネガティブな考えがモヤモヤと沸き起こるはず。
その時にすべきことはただ一つ。
「悪い感情を自覚しない」ということ。
それこそがもっとも簡単な鈍感力よ。
自分自身の怒りやネガティブな感情に対して鈍感になるの。

ストレスの元を認識せずに生きるのは難しい

人の感情は、言葉になった時点ではっきりと認識されてしまうわ。
「あの人、頭どうかしてるんじゃない?」
と言葉にした途端、あなたの脳は「あの人は頭がおかしい」と思い込んでしまうの。そうなるともうネガティブの連鎖で、ニュートラルな気持ちでいれば見えたはずの、その人のいいところを闇に葬って、存在しないゴーストをでっち上げてしまうというわけ。

でもね、基本的に誰しもが心の中の感覚を、驚くべきスピードで言葉変換して考えているから、それを言語化せずに無視するのは至難の技。
私も何度もチャレンジしてみたけれど、うまくできた試しがないわ。おそらくそんなレベルで感情をコントロールできる人はごくわずかね。
だから考え方を変えてみたの。頭の中で思い浮かべてしまうのは仕方がないけれど、口に出したり、メールなんかで書いたりして、誰かに話すのをやめてみようって。

言葉にならない気持ちは消えてゆく

たったそれだけのことなのだけど、一つ大きな発見があったわ。
誰かに愚痴ったり、ツイッターやなんかで文句を書いたりしなかった出来事って、いつまでも心の中に残らないのよ。何気なく家で食べた昨日の夕食が、とっさに思い出せないのと同じで、瞬間的にカッとなったことでも言葉にせずに深呼吸をして飲み込んでしまえば、数日後には
(先週何かに猛烈に腹が立ったけど、なんだったかしら…)
と、自分でも覚えていないの。だって毎日目まぐるしくいろんなことが起こるじゃない?それを全て重要事項として処理していたら、頭はパンクしちゃうわよね。

言葉にしない。考えない。

脱ストレス!今身につけるべき「鈍感力」のお話し~Miranda says vol.12~_4
私っていろんなことを根に持つタイプだから、腹が立ったり嫌な気持ちになった時に、それを言葉にしないで溜めておくと、どんどん蓄積して、そのうち突然にドバッと溢れ出てくるんじゃないかって思っていたの。だから、溢れる前になんとかしないと、と思ってなんでもかんでもすぐに友達に話していたけれど、それって多分余計に自分の中に淀んだ感情を溜め込んでしまっていたのよね、きっと。

自分の中に生まれる怒りやネガティブな感情に鈍感になることで、ストレスの感じ方はかなり変わるのよ。
もちろん、飲み込むだけじゃ収まらないことだってあるから、誰かに愚痴をこぼして、その怒りの感情をきちんと整理&解決することも大切。でも、本来そこまでしなくていいようなことの方が実は多いの。ぜひ自分のネガティブな感情に鈍感になる練習をしてみてくださいね。

Writer : Miranda

Message

もしもものすごく腹の立つことに遭遇してしまったら、きっとカッとなると思うのだけど、心の中に大きなゴミ箱をイメージしてみて。そのゴミ箱にネガティブな感情をぽいっと捨てて、火のついたマッチを投げ込むところを想像するの。怒りの感情は燃えやすいから、一瞬大きな火を噴いてすぐに跡形もなく消えてしまうわ。自分の怒りの感情に鈍感になると、きっと昨日よりもほんの少しいい1日が過ごせるわ。

Share iline Facebook Twitter