あなた、同じところでぐるぐる回ってないかしら


人生って、山登りに似ていると思うの。
山の高さは人それぞれだけれど、生まれてから死ぬまでずっと、色んなことを日々経験したり学んだりして、少しずつ上に登って行く感覚ね。時々壁にぶつかったり、渡るのがちょっと怖い吊り橋に直面したり、気がついたら回り道をしてしまったりして、それでも上を目指して登って行くの。

でも人生の山登りには時々、なかなか上に登れずに、同じ高さのところをぐるぐる回ってしまう時期を誰しもが味わうわ。
特に、仕事で後輩と上司の間に立たされる中間管理職になりがちな30代は、うっかりしていると、自分のことがどんどん疎かになって人に振り回されてしまうわよね。
そんな人生が回っている状態を少しでも感じている人は、意識してそこから脱却し、少しでも上に登ることを意識してみることが大切よ。

 

回ってる人生には要注意!

仕事でもそれ以外の恋愛なんかでも、回っている時っていうのは、同じ景色が見えるばかりで、上にも下にも行けない感覚を味わうわ。
それってすごく危険なこと。

一見すると、回っている時って「落ち着いている」と感じることも出来る状態だから、「30代に入って20代の頃みたいなばたばた感がなくなったなぁ」とか「私もようやく人生が安定してきたな」なんて思ってしまうの。
だけど、そのぬるま湯に似た感覚は、あなたの感性を鈍化させて、次のステップに進む勢いを奪ってしまうのよ。

そして、回っている状態に長くいると、上に登る気力まで奪われてしまうから、まだ人生の半分にも満たないのに、人生を悟ったような気持ちになってその後の人生がなんだかつまらないものになってしまうのよ。
そんなんじゃダメ!

 

あなたの「感度」鈍ってないかしら


人生が回っている時は、心が鈍くなって、感度が悪い状態にあるの。
だから、回っている状態を脱却する一番簡単な第一歩は、「自分の感情にしたがって生きる」ことを意識することよ。それだけ?と思うかもしれないけれど、これに尽きるわ。

普段の生活の中で「自分が今この瞬間に何を考えて、どう感じているのか」ということを考えることってある?何気なく日々を過ごしてしまっていると、この感覚がすっぽり抜けてしまっていることってよくあるわよね。

例えば、友達と会っておしゃべりをしている時を思い浮かべてみて。大好きな友達とのおしゃべりなら、もちろん楽しい気持ちになっているでしょうし、実はあんまり好きじゃない友達との会話だとしたら、ちょっとつまらなく感じているかもしれないわ。でもそういう感情って、時間とともに流れていってしまうから、意識せずにいると忘れてしまうの。

そうやって感情を右から左に流して生きてしまうと、ふと立ち止まった時に、自分はどういう人間で何をしていると楽しくて、どんなことが嫌いなのか、分からなくなってしまうのよ。

なんだかパッとしない日々を過ごしているように思えていたとしても、心はその時々で素直に様々な感情を抱いているの。それを再認識すると、毎日は全く違ったものになるわ。

 

感情に従って生きるための第一歩

毎日同じ仕事をして、たまに友達に会って、時々恋人と過ごして、そんな繰り返しだとしても、その時々で自分が何を考えているのか自覚すると、私ってなんて気分の上がり下がりが激しいのかしら!って思うかもしれないし、毎日それなりに楽しいことがいっぱい起こってるんだなぁ、って思うかもしれない。
感じたことがなんであれ、それに気がつくことは、小さいけれど大きな一歩に繋がるの。

とはいえ、1日中自分が何を感じているか考えて過ごすのは中々難しいから、まずは気持ちが大きく動いた時に、その感覚を噛み締めてみて。
例えば「ああなんかすごく楽しいな!」と思ったら、それがどうしてなのか考えてみるの。
ワクワクする映画を見ると気持ちがすごく高揚するんだ、とか、カラオケで大声で歌っているとストレスが消えていく感じがするな、とか、素晴らしいアートに触れることで心が動く感覚がするな、とか、そんなことでいいの。

それを続けていると、自分が何をしていると幸せだと感じられる人間なのかをクリアに認識することが出来るようになるわ。

 

負の感情もあなたの感情の一つ


とはいえ、毎日は楽しい感情ばかりで成り立ってはいないわよね。負の感情を抱くことだってあると思うわ。でも、負の感情を抱いてしまったことに、罪悪感を感じる必要はないの。

仕事をしていれば嫌な感情を抱くこともあるし、友達の何気ない一言で気分が下がってしまうことだって絶対にあるわよね。私って、なんてネガティブなんだろう、って思うこともあるかもしれないわ。

でもそういう「あ、今ネガティブな気持ちになってる」と感じる瞬間があったとしても、落ち込む必要はないのよ。
よく自己啓発本なんかで、負の感情をポジティブなものに変換するっていう方法が紹介されていたりするけれど、それは心の無駄使いになる可能性があるから、おすすめしないわ。
「この人って本当に鼻持ちならない曲者だけど、きっといいところが一つはあるはず!」なんて無理に思ってみたところで、「でもやっぱり嫌い!」っていう気持ちが強まるだけだったりするもの。そんな無理なことをしても心が疲れてしまうだけ。

負の感情を抱いてしまった時は、ちょっと深呼吸をして「私はこういう状況にストレスを感じるんだな」とか「この人と話すと、自分のコンプレックスを刺激してくるから楽しくないな」とただ感じればいいの。ただそれだけ。無理にそれを解決しようと心を砕くよりも、別の楽しいことに触れて、感情を変えるほうがずっと簡単よ。
そのために「好きなものリスト」を作っておくことをおすすめしたいわ。

 

「好きなものリスト」は心のバイブル


私はいつも、落ち込むと必ず見る映画やドラマ、本を側に置いていて、頭が爆発しそうなくらいにムカついたり気持ちが滅入った時にはすぐにそれに触れるようにしているわ。

例えば、仕事中に理不尽な思いをして「キーーーッ!」ってなっている時は、スマホとイヤフォンを持ってトイレに駆け込んで、ダウンロード版を入れている『プラダを着た悪魔』のワンシーンを見て心を落ちつけたり、男に振り回されて腹がたった時は『ブリジットジョーンズの日記』をスマホのKindleで読んで気持ちを落ちつけたり、なんだか気分が乗らない時は、大好きな曲を爆音で聞いて気持ちをあげたりしているわ。
恋愛に飢えている時に読む、萌えに悶えて前向きになれるBL漫画も多数ストックしてるの。

そういういつも自分を救ってくれるバイブルみたいなネタを、「好きなものリスト」として持ち歩いていると「あ、今なんか負の感情に支配されそう」と思った時に、自分を救うことが出来るわよ。

 

感情に従って生きていれば、大きな決断も怖くない

かつて私自身、なんだか毎日に流されてしまって、人生が上にも下にも行かないような行き詰った感覚に支配されてしまった時期があったわ。

でも、自分が何をどう感じて過ごしているのかを振り返ってみたことで「なんだか今の仕事は、ハッピーに感じる瞬間が少ないわ」と思って転職を考えてみたり、「今まで眼中になかったけど、この男と話してるとすごく楽しい」と感じて恋愛を意識してみたり、「料理をしている時って、こんなに心が穏やかになるんだ」と知って料理教室に通ってみたり、感情にしたがって生きることを始めるだけで、新しい世界に目が行くようになって、自分が変わっていくのを感じることができたの。

私の周りで、なんだか人生がパッとしないな、と悩んでいる人の多くが、感情に鈍感になってしまって自分がどういう人間なのか分からなくなってしまっているんだなって気がつくきっかけにもなったわ。

感情にしたがって生きるようにすると、何か大きな決断を迫られた時(例えば転職とかね)に、自分にとって正しい判断が出来るようになるのも大きな効果の一つね。何が自分にとってのハッピーなのか知らずに生きていると、決断の後押しをしてくれるものがないから迷ってしまうの。

Writer : Miranda

Message

人生が回っていても心配しないで。
自分の気持ちに素直になって、心を解き放つだけで、人生はちゃんと新しいステージを迎える道に軌道修正してくれるから。
自分が今何を感じているか、1日になんども確認していると、たくさんの発見があって、あなたの人生を輝かせてくれるはず。
文中でも紹介した好きなものリストはぜひ作ってみてくださいね。

Share iline Facebook Twitter