はじめまして。ごはん狂ライターのくうねるです。格付けグルメサイトの編集長を経て、今は日本の食の未来を創るために、日々奮闘しております。編集長時代は月10万近く食にお金をかけておりまして・・・。その時に培った知識と情報を元に、ちょっと視点を変えたお店紹介「東京擬人化レストラン」をスタートします。

“どや顔レストラン”、というジャンルがある。いや、実際にはないんだけど、店主の名前が一人歩きして、自称グルメたちがこぞって予約・貸切を繰り返し、どんどん予約がとれなくなる店。SNSで「○○さん(有名人)に誘っていただいて、予約の取れない『○○』さんに行ってきました」ときめきめの自撮りと集合写真がアップされる店を、私は“どや顔レストラン”と呼んでいる。行ったことが自慢であり、行ける事自体がステイタスであり、言い換えるとマウンティングである。芸能人とのオフショットばりにSNSで写真があがる店は“、擬人化するとスターに間違いない。 店が悪い、といったことは1ミリもないが、なんだか“どや顔”に見えるのだ。人も店も。

かくゆう私も、グルメの仕事をしているために“どや顔レストラン”を意識的にどや顔利用している。最高の食体験を、自分の記憶だけにとどめておかず、せっせせっせと写真を加工してはSNSにアップルしている。SNS上にはいろんな食に関わる人、仕事関係の人がたくさん繋がっているため「自分もいろんなとこ勉強にいってるんですっ(自腹で)」的なアピールがその理由のひとつ。さすが自分のキメ顔は非難を浴びそうなので載せないまでも、美味しいものを食べに行ったときは“情報”をなるべくアップするようにしている。いつの間にか「グルメな人」として周りに認識されるようになったのは間違いなくSNSのおかげだし、おかげで仕事でのコミュニケーションも円滑になった。

そういった意味では今回紹介する「マルサラ飲食店」は、彼らのような派手さやスター性はないかもしれない。ひとつの物差しである某グルメサイトでは3.1という微妙なスコアだったりする。でも、そんな評価はどこふく風。連日連夜常連客たちでにぎわっている。 ミーハーなビュアーの評価なんて気にせず、むしろカウンター10席のみの席とれ合戦を恐れ「こんないい場所、簡単におしえてたまるか」とついつい隠しておきたくなる店なのだ。

そんな隠し玉を紹介するのは、この連載が第1回目だから。どうしても“私、失敗しないんです”と背中を押してくれるような安心感がほしかったから。この店は、仲のいい人ほど連れて行くと喜んでもらえる。まず第一の安心感は店主も店員も女性であること。そして、スタッフは皆なかなかの美女揃い。女性ひとりでも気軽に入ることの出来る安心感や、気取らない雰囲気が店に足を向かわせる。何より料理が美味しくて、お財布に優しいのも嬉しいポイント。お腹いっぱい食べて飲んでも4000円行かないことも多い。美人店主&スタッフとの会話だけでなく、いつのまにかほかのお客さんとも盛り上がり、「マルサラ飲食店」は、楽しくて美味しい、憩いの場所となっていくのだ。まさにこの店は、幼いころから憧れていたおしゃれでカッコイイ従姉妹のお姉ちゃん。恋の相談も、仕事の愚痴も、将来の夢も、聞いてくれる、心の休まる場所かもしれない。

擬人化レストラン№1「三軒茶屋に住む美人従姉妹」
店名:「マルサラ飲食店」
住所:世田谷区太子堂4-25-5
電話番号:03-6805-5298
営業時間:19時〜
ジャンル:小料理屋
席数:カウンター10席(ほかスタンドスペースもあり)
予算:3000円
必食メニュー:本日のおばんざい盛り合わせ1800円、普通の唐揚げ350円(3個)

Writer : meetokyo

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